物質面でのサポート
物質面での支援はこれまでにも様々な形でおこなってきましたが、1998年には日本・ミャンマー両政府の協力を得て、ミャンマーにコンテナ3杯分の物資を送る事が出来ました。ご賛同してくださった方の家を、1軒1軒まわらせていただき、家庭にある 「ミャンマーで役立てて!」 という品物を集め、無事に送り届ける事が出来ました。
この他にも、毎年数回行なわれるツアーでは現地の為に物資を持ち寄ったり、 「学校に図書室を作ろう」 と言う呼びかけにも多くの人から賛同の声をいただき書籍を送っています。
HITOセンターに行こう! | やさしさ日本語学校に行こう! |
(ミャンマー・マンダレー) | (ネパール・カトマンズ) |
現在ネットワークHITOでは日本語の教科書・教材を作成するプロジェクトを進めています。
日本語の教科書と言っても、従来の “日本で学ぶ日本語” の教科書ではありません。ネットワークHITOが作成しているのは、学習者が外国で学び、外国で日本語を使用する事を目的とした教科書なのです。
現在、日本語教育の現場で使用されている教科書・教材は、そのほとんどが、日本に来た学習者(留学生など)を想定したものであり、多くの日本以外の国で学
ぶ学習者のことはあまり考慮されていません。しかし、日本に来て日本語を学ぶ学生の数よりも、自分たちの国で日本語を学ぶ学生の方が圧倒的に多いのが現状
でしょう。その事を考えると、今一般的に使用されている多くの教科書・教材は、真に学習者のニーズに合ったものと言えるのでしょうか?
ネットワークHITO教科書作成委員会(グループ ヒマアル)では、諸外国で生活をしながら学ぶ学習者が、使いやすく、尚且つ実用的な教科書を作ろうとしています。現在はまず手始めにと、ネパールで日本語を学ぶ学習者のための教科書作りをしています。
留学生との交流
海外からの留学生の受け入れや、日本での支援も私たちネットワークHITOの重要な活動の一つです。
毎年ネパールのやさしさ日本語学校と、ミャンマーのHITOセンターから若干名の留学生を日本に招き入れ、日本で不自由な生活を送ることのないように、様々な形で支援をしています。
これまでにも、日本にネパール人やミャンマー人のコミュニティーはありましたが、ネットワークHITOが活動を始めてから、その輪が大きく広がっている事は多くの人が認めています。
留学生が日本で暮らす上で必要な物資をそろえたり、留学生と協力してバーベキューやバザーなどのイベントを行なったり、ネパールに野球を広めているボランティアグループ『ラリグラスの会』の主催で野球をしたりと、様々な面で留学生のケアをしています。
『日本と外国を結ぶ掛け橋になる』 それがネットワークHITOの目的です。
郵便
〒574-0011
大阪府大東市北条1-15-9
ネットワークHITO 副代表:奥野 拓
奥野 拓:okuno(atmark)paw(dot)hi-ho(dot)ne(dot)jp
※迷惑メール対策の為上記アドレスの(atmark)と(dot)を以下の様に変換してください
(atmark) ---> @ (dot) ---> .