ミャンマーでの活動紹介
(HITOセンター)
〜ミャンマーに心の交流センターを〜
ミャンマー(旧ビルマ)の中部にマンダレーという都市があります。少し前まで首都だったヤンゴンに次ぐ大きな都市で、1885年にイギリスによって占領されるまでは王都でもあった歴史ある町です。エーヤワディー(イラワジ)川に面した穏やかな街です。
そのマンダレーの王宮に面した一角に、私たちは『HITOセンター』を開設するしました。「同じ地球上で、同じ時代を生きている私たちが、心と心を通わせ合いながら生きていける場を作ろう」という願いを込めて『HITOセンター』と名付けました。
一方通行の援助・救援ではなく、謙虚な姿勢で学び合おうとするところに、本当の人間交流が生まれると私たちは考えています。
マンダレーの王宮は四方を堀に囲まれています。かつてはワニを放し、敵の来襲を防いだその堀に面して、3階建てのHITOセンターがあります。1997年6月29日の開所式以降、日本語教室、縫製教室等が開講されています。ここを人間交流の拠点として、みんなで心と心の交流を行っています。
1997年7月から正式にHITOセンターの活動がはじまりました。トレーニングを受けた日本人教師による日本語クラス、それに縫製指導クラスの二つのコースが開設されました。
どちらも日本からのボランティア指導員がマンダレーに滞在し、腰を据えてじっくりと指導しています。
ボランティアたちの学び合いの成果を共有するため、日本側での応援態勢を作り、また応援団を組織して年に2,3度は現地に出かけていって交流を行っています。このようにして、ボランティアの人たちの学びを、国内にいる私たちの学びとして共有していくのが『ネットワーク HITO』です。
ネットワークHITOは、HITOセンター支援のために2000年12月31日までを一区切りとして活動を始めました。その後、「グループやさしさ」と合流し、当初の予定だった20世紀末を迎えました。これまでの活動の意味や成果を踏まえ、メンバーが強い継続の意志を表明したため、21世紀も続て活動しようと決定し、現在に至ります。運動の主旨にご賛同いただき、できる限り多くのみなさんにご参加いただけるよう願っております。
以下にご参加いただくいくつかの方法を並べておきますので、ご検討ください。
資金援助
会員として、また非会員としても支援金をいただける方を募集しています。
会員の方には月に一度「HITO通信」という会報を郵送でお届けしています。ミャンマー・ネパール・フィリピンの現地の声、会員同士の交流などが載っています。
- 年会費(A会費)
- 一口10000円(何口でも結構です)
- 希望の口数を明記して郵便振替で送金してください。
この月会費は、派遣ボランティアの方の渡航費・生活費補助等として活用させていただきます。
- 運営支援基金(B会費)
- 一口2000円(何口でも結構です)
- コピー機やコンピュータなどの設備充実や、派遣ボランティアの生活改善などのため寄付をお願いします。
ボランティアスタッフ
ボランティアとして現地で働いていただける方も募集しています。ミャンマー・ネパール・フィリピンの各施設で教える日本語教師・縫製指導員は原則的に数ヶ月〜数年の契約で日本から派遣されます。指導員に“空き”がでた場合は日本で募集し、面談の上、現地の授業日程に合わせて派遣するという形をとっています。
各国の状況や、現地の日程・学生数によって募集時期・募集要項は変動します。随時掲示板等で募集をしますが、ご希望の方はメールにてご相談下さい。
※ボランティアスタッフとして現地に行く事を希望される方は会員登録していただく必要があります。
お問い合わせ、会員・募金の申込み 等は下記までお願いします。
郵便
〒574-0011
大阪府大東市北条1-15-9
ネットワークHITO 副代表:奥野 拓
- 電子メール
奥野 拓:okuno(atmark)paw(dot)hi-ho(dot)ne(dot)jp
※迷惑メール対策の為上記アドレスの(atmark)と(dot)を以下の様に変換してください
(atmark) ---> @ (dot) ---> .
HITOセンター活動報告
ミャンマーのゆっくりと流れる時間の中で、学生たちと共に語り、笑い、お互いに学び合い、HITOセンターは日々活動を続けています。日本から派遣された先生の奮戦記もあります。
HITOセンターを見に行こう!
マンダレーにあるHITOセンターを実際に見てみませんか?我々は交流ツアーを随時企画しております。ぜひ一度参加して、ミャンマーの人々と心を通わせてください。
また、マンダレーへ行くついでに見学される方も歓迎いたします。事前に連絡を頂ければ、交流会などを行うことも可能ですので、ぜひご相談ください。
HITOセンター開設式の様子
'97年6月24日(水)〜'7月1日(火)にHITOセンターの開設式ツアーを行ないました。多くの人たちの協力を得ての『HITOセンター誕生の瞬間』です。
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最終更新日 2006.07.06