ネパールには、つい数年前まで野球というスポーツが存在しませんでした。プール学院大学の学生を中心に、ネパールに野球を紹介する活動が始まりました。ネットワークHITOは現在、このグループと協力しています。
ネパールの子供たちにも野球の楽しさを知って欲しい!子供たちの笑顔が見たい!そんな純粋な想いからこの活動はスタートしました。
ネパールの 『やさしさ日本語学校』 と、ミャンマーの 『HITOセンター』 では、大阪YMCAとの提携で年1回行なわれている『海外で日本語を教えるボランティアツアー』 で現地の受け入れを担当しています。このツアーは現地の学校で短期間の日本語授業を行ない、それを通じて現地の人と交流をしようというものです。現地に行くまでの間に日本で直説法(日本語を使って日本語を教える方法。英語や現地の言葉を必要としない)の短期セミナーを受けていただきます。第一回のツアーは1998年3月に行なわれ、10人のボランティアの方が参加されました。それ以来合計6回開催され、参加人数は32人(複数回参加者あり)を数えています(2002年6月現在)。現地で行なう授業のほかにも、観光や文化交流ができるようにプログラムを組んでいいるので、旅行で訪れるよりも、肌で現地の空気を感じる事ができるでしょう。
第1回ボランティアツアー参加者の声